30AM66|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
急性膵炎で最も多いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
急性膵炎の原因の頻度を問う問題です。
二大原因を押さえ、その順序を確認します。
解説
急性膵炎の原因として最も多いのはアルコール性であり、次いで胆石性が続きます。この二つで大部分を占めます。
アルコール性は男性に多く、長期の多量飲酒が背景にあります。胆石性は女性に多く、胆石が総胆管と主膵管の合流部を閉塞して膵液の流出が妨げられることで発症します。性別によって順位が変わる点も理解しておくと整理しやすくなります。
自己免疫性膵炎は、IgG4が関与する慢性の膵炎で、閉塞性黄疸や膵の腫大をきたし、ステロイド薬が有効です。急性膵炎の主要な原因ではありません。
薬剤性膵炎は一部の薬剤で生じることがありますが、頻度は高くありません。
急性膵炎では、上腹部から背部にかけての強い持続痛、悪心・嘔吐、血中および尿中の膵酵素(アミラーゼ、リパーゼ)の上昇がみられます。重症例では多臓器不全に至るため、強い上腹部痛では緊急の受診が必要です。
選択肢の確認
1.アルコール性膵炎
正しい。急性膵炎の原因として最も多くを占めます。
2.自己免疫性膵炎
誤り。慢性の経過をとる膵炎で、急性膵炎の主因ではありません。
3.胆石性膵炎
誤り。アルコール性に次いで多い原因です(女性では最多となります)。
4.薬剤性膵炎
誤り。頻度は高くありません。
覚えるポイント
- 急性膵炎の二大原因=アルコール性(男性に多い)と胆石性(女性に多い)。
- 症状=上腹部から背部への持続する激痛、悪心・嘔吐、前屈で軽減。
- 検査=血中・尿中アミラーゼとリパーゼの上昇。
- 重症例は多臓器不全に至るため緊急性が高い。