30AM74第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)

手関節背屈装具の適応となるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

装具の適応を、麻痺による変形から考える問題です。

手関節が背屈できなくなる麻痺はどれかを判断します。

解説

橈骨神経麻痺では、手関節と手指の伸筋群が麻痺するため、手関節を背屈できず、手が垂れ下がる下垂手となります。この状態では物をつかむ動作も難しくなるため、手関節を背屈位に保持する**手関節背屈装具(コックアップスプリント)**が適応となります。装具により手関節を機能肢位に保つことで、手指の把持機能が使いやすくなり、伸筋群の過伸張も防げます。したがって橈骨神経麻痺が正答です。

正中神経麻痺では母指の対立ができなくなり猿手を呈するため、母指対立装具が用いられます。

筋皮神経麻痺では肘の屈曲と前腕の回外が障害されますが、手関節の背屈は保たれます。

尺骨神経麻痺では骨間筋と虫様筋の麻痺により鷲手を呈するため、中手指節関節の過伸展を防ぐ装具(ナックルベンダーなど)が用いられます。

選択肢の確認

1.正中神経麻痺
誤り。猿手をきたし、母指対立装具が用いられます。

2.橈骨神経麻痺
正しい。下垂手をきたすため、手関節背屈装具が適応となります。

3.筋皮神経麻痺
誤り。肘の屈曲障害が主で、手関節の背屈は保たれます。

4.尺骨神経麻痺
誤り。鷲手をきたし、中手指節関節の過伸展を防ぐ装具が用いられます。

覚えるポイント

  • 橈骨神経麻痺→下垂手→手関節背屈装具
  • 正中神経麻痺→猿手→母指対立装具
  • 尺骨神経麻痺→鷲手→ナックルベンダーなど
  • 総腓骨神経麻痺→下垂足→短下肢装具
30AM7330AM75
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