30AM76|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
脳卒中片麻痺患者の生活期に最も多く使用されている装具はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
脳卒中片麻痺で用いられる装具を問う問題です。
急性期・回復期と、生活期で用いる装具の違いを考えます。
解説
脳卒中片麻痺の生活期(維持期)で最も多く使用されているのは短下肢装具です。麻痺側の足関節が背屈できず尖足内反となり、遊脚時に足先が引っかかる、立脚時に足底が安定しないといった問題が生じるため、足関節を機能肢位に保つ短下肢装具が広く用いられます。軽量で装着しやすく、靴の中に収まるため日常生活で使いやすい点も理由です。
長下肢装具は、膝の支持性が不十分な急性期から回復期の初期に、立位や歩行の練習を行う目的で用いられることが多く、機能の回復に伴って短下肢装具へ移行します。生活期で最も多く使われるものではありません。
膝関節装具は、膝の靱帯損傷や変形性膝関節症などに用いられます。
体幹装具は、脊椎の疾患や側弯、圧迫骨折などに用いられます。
選択肢の確認
1.長下肢装具
誤り。急性期から回復期初期の訓練で用いられることが多い装具です。
2.短下肢装具
正しい。生活期で最も多く使用され、尖足内反による歩行の問題を補います。
3.膝関節装具
誤り。膝関節の疾患に対して用いられます。
4.体幹装具
誤り。脊椎の疾患や変形に対して用いられます。
覚えるポイント
- 脳卒中片麻痺の生活期=短下肢装具が最も多い。
- 麻痺側の足部は尖足内反になりやすい。
- 回復に応じて長下肢装具から短下肢装具へ移行する。
- 杖は健側で持ち、階段は健側から上がり患側から下りる。