30AM78|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
下腿義足のうち膝蓋靱帯で体重を支持し、懸垂をカフベルトで行うのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
下腿義足のソケットの種類を区別する問題です。
体重をどこで支え、どのように懸垂(ずり落ちを防ぐこと)するかで判断します。
解説
**PTB式(膝蓋腱支持式)**は、膝蓋腱の部分で体重を支持し、カフベルトによって懸垂する下腿義足です。断端末での荷重を避けつつ、膝蓋腱という荷重に耐えられる部位で体重を受ける設計になっています。問題文の記述と一致するため、これが正答です。
KBM式は、PTB式を改良したもので、ソケットの側壁を大腿骨内側上顆と外側上顆の上まで高く延ばし、その顆部で挟み込むことによって懸垂します。カフベルトを必要としない点が特徴です。
在来式は、大腿コルセットとサイドバー(支柱)、膝継手を用いて体重を支える古い形式で、膝の安定性は得られますが、重く、大腿の筋萎縮を招きやすい欠点があります。
ライナー式は、シリコーンなどのライナーを断端に装着し、ピンやシールによって懸垂する比較的新しい方式で、密着性が高く快適性に優れます。
選択肢の確認
1.在来式
誤り。大腿コルセットとサイドバーで支える形式です。
2.KBM式
誤り。大腿骨顆部で挟み込んで懸垂し、カフベルトを用いません。
3.PTB式
正しい。膝蓋腱支持とカフベルト懸垂を特徴とします。
4.ライナー式
誤り。ライナーとピンなどによって懸垂する方式です。
覚えるポイント
- PTB式=膝蓋腱支持、カフベルト懸垂。
- KBM式=大腿骨顆部で懸垂、カフベルト不要。
- 在来式=大腿コルセットとサイドバー、重く筋萎縮を招きやすい。
- 下腿義足では断端末への直接荷重を避ける設計が基本となる。