30PM100|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
経脈病証で「前頸部が腫れ、口がゆがみ口すぼめができず、うつ傾向にある」のはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
経脈病証の記載から経脈を特定する問題です。
前頸部の腫れ、口のゆがみ、口をすぼめられない、うつ傾向という四つの手がかりに注目します。
解説
足の陽明胃経の病証には、頸部の腫れ(頸腫)、口喎(口のゆがみ)、唇の疹、鼻出血、歯痛、高熱、腹満、腹鳴などが挙げられます。また、人を嫌い戸を閉ざして一人でいたがるという記述もあり、これがうつ傾向として表現されています。この症例の記述と一致するため、これが正答です。
胃経は鼻のわきから起こり、鼻根部で交わり、上歯に入り、口を挟んで唇を巡り、下顎からこめかみへ上る枝と、頸部を下って胸腹部を通り下肢前外側を下る枝に分かれます。この走行から、顔面と前頸部、口の症状が現れることが理解できます。
手の太陰肺経の病証は咳嗽や喘息が中心、手の少陰心経の病証は心痛や咽の乾き、上肢内側後縁の痛みが中心、足の少陽胆経の病証は口苦、太息、胸脇痛が中心です。
選択肢の確認
1.手の太陰経病証
誤り。咳嗽、喘息、缺盆中痛など呼吸器の症状が中心です。
2.手の少陰経病証
誤り。心痛、咽の乾き、上肢内側後縁の痛みが中心です。
3.足の陽明経病証
正しい。頸腫、口喎、うつ傾向という記述に合致します。
4.足の少陽経病証
誤り。口苦、太息、胸脇痛が中心です。
覚えるポイント
- 足の陽明胃経=鼻のわきから起こり、上歯と口を巡り、胸腹部から下肢前外側へ。
- 病証=頸腫、口喎、鼻出血、歯痛、高熱、腹満、腹鳴。
- 上歯は胃経、下歯は大腸経に関係する。
- 経脈病証は走行部位の症状と結び付けて覚える。