30PM105第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)

奇経八脈で血海と呼ばれるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

奇経八脈の別称を問う問題です。

四つの海の呼び名を整理します。

解説

衝脈は、十二経の海と呼ばれるとともに、血海とも呼ばれます。十二経脈の気血が集まるところとされ、月経や生殖と深い関わりをもちます。衝脈が損なわれると月経の異常や不妊が生じるとされます。したがってこれが正答です。

任脈は、すべての陰経と交わるため陰脈の海と呼ばれ、また「任脈は胞胎を主る」として妊娠に関わります。

陰維脈は諸陰経を維絡する奇経で、病証としては心痛が挙げられます。八脈交会穴は内関です。

陰蹻脈は下肢内側を上る奇経で、睡眠(目を閉じること)や下肢内側の症状に関わります。八脈交会穴は照海です。

なお、督脈は陽脈の海と呼ばれます。あわせて、胃を「水穀の海」、膻中を「気海(気の海)」、脳を「髄海」とする表現も知られています。

選択肢の確認

1.任脈
誤り。陰脈の海と呼ばれ、妊娠を主ります。

2.衝脈
正しい。十二経の海であり、血海とも呼ばれます。

3.陰維脈
誤り。諸陰を維絡する奇経です。

4.陰蹻脈
誤り。睡眠や下肢内側の症状に関わる奇経です。

覚えるポイント

  • 衝脈=十二経の海、血海。月経と生殖に関わる。
  • 督脈=陽脈の海。任脈=陰脈の海、胞胎を主る。
  • 衝脈の八脈交会穴は公孫、任脈は列欠、督脈は後渓、帯脈は足臨泣。
  • 衝脈・任脈・督脈は同じ胞中から起こるとされる(一源三岐)。
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