30PM108|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
八会穴で募穴でもある経穴が所属する経脈はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
八会穴と募穴の両方に該当する経穴を特定し、その所属経脈を答える問題です。
八会穴のうち胸腹部にあるものを確認します。
解説
八会穴は、腑会が中脘、臓会が章門、筋会が陽陵泉、髄会が懸鍾、血会が膈兪、骨会が大杼、脈会が太淵、気会が膻中です。
このうち募穴でもあるのは次の三つです。中脘は胃の募穴で任脈に属します。膻中は心包の募穴で任脈に属します。章門は脾の募穴で、足の厥陰肝経に属します。
選択肢に足の厥陰経があることから、該当するのは章門です。したがって正答は足の厥陰経です。
章門は、側腹部、第11肋骨端下縁に取ります。臓会であり脾の募穴でもあるため、五臓の病証や脾胃の失調に用いられます。
なお、募穴は必ずしもその臓腑の経脈上にあるとは限らず、章門(脾の募穴が肝経上)、京門(腎の募穴が胆経上)、天枢(大腸の募穴が胃経上)のような例があります。
選択肢の確認
1.足の太陰経
誤り。脾経には八会穴かつ募穴に当たる経穴はありません。
2.足の厥陰経
正しい。章門は臓会であり脾の募穴で、肝経に属します。
3.足の太陽経
誤り。膀胱経には該当する経穴がありません(膈兪と大杼は八会穴ですが募穴ではありません)。
4.足の少陽経
誤り。胆経の京門は腎の募穴ですが、八会穴ではありません。
覚えるポイント
- 八会穴=腑会中脘、臓会章門、筋会陽陵泉、髄会懸鍾、血会膈兪、骨会大杼、脈会太淵、気会膻中。
- 八会穴かつ募穴=中脘(胃)、章門(脾)、膻中(心包)。
- 章門は肝経に属し、第11肋骨端下縁にある。
- 募穴が自経上にない例=章門、京門、天枢、日月、期門は肝経で肝の募穴。