30PM111第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)

胸骨角を基準に取るのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

胸部の経穴を取る際の基準を問う問題です。

胸骨角が何を数える基準になるかを考えます。

解説

**胸骨角(ルイ角)**は、胸骨柄と胸骨体の接合部にできる横に走る隆起で、第2肋骨が付着する位置にあたります。ここを手がかりに肋骨と肋間を数えることができるため、胸部の経穴を取る際の重要な基準となります。

玉堂は任脈の経穴で、前胸部の第3肋間と同じ高さ、前正中線上に取ります。肋間を数えて位置を決めるため、胸骨角が基準になります。したがってこれが正答です。

任脈の胸部の経穴は、膻中(第4肋間)、玉堂(第3肋間)、紫宮(第2肋間)、華蓋(第1肋間)、璇璣(頸窩の下1寸)というように、いずれも肋間を基準に取ります。

幽門は足の少陰腎経の経穴で、上腹部、臍中央の上方6寸、前正中線の外方5分にあり、臍からの寸で取ります。

鳩尾は任脈の絡穴で、剣状突起の下方1寸にあります。

気舎は足の陽明胃経の経穴で、小鎖骨上窩、胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間に取ります。

選択肢の確認

1.幽門
誤り。臍中央からの寸を基準に取る上腹部の経穴です。

2.鳩尾
誤り。剣状突起を基準に取ります。

3.玉堂
正しい。第3肋間の高さにあり、胸骨角から肋間を数えて取ります。

4.気舎
誤り。鎖骨と胸鎖乳突筋を基準に取ります。

覚えるポイント

  • 胸骨角第2肋骨が付着し、肋間を数える基準となる。
  • 任脈の胸部=華蓋(第1肋間)、紫宮(第2肋間)、玉堂(第3肋間)、膻中(第4肋間)。
  • 膻中は気会で、両乳頭を結ぶ線の中点。
  • 胸部への刺鍼は気胸を避け、深刺しない。
30PM11030PM112
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)