30PM114|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
経穴の部位で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
大腿部の経穴の部位を検証する問題です。
寸法、目印となる筋、基準となる線を一つずつ確認します。
解説
陰包は足の厥陰肝経の経穴で、大腿部内側、薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸に取ります。この記述は正しく、これが正答です。
伏兎は足の陽明胃経の経穴で、大腿前外側、大腿直筋腱の外側で膝蓋骨底の上方6寸に取ります。3寸ではありません(3寸には陰市があります)。
承扶は足の太陽膀胱経の経穴で、殿部、殿溝の中点に取ります。選択肢の「大腿二頭筋と半腱様筋の間、殿溝の下方6寸」という記述は殷門の部位にあたります。
風市は足の少陽胆経の経穴で、大腿部外側、直立して腕を下垂し手掌を大腿に付けたとき、中指の先端があたる腸脛靱帯の後方陥凹部に取ります。選択肢の記述はこの経穴部位の基準と一致しません。
選択肢の確認
1.伏兎は、大腿前外側、大腿直筋腱の外側で膝蓋骨底の上方3寸にある。
誤り。伏兎は膝蓋骨底の上方6寸です。
2.承扶は、大腿部後面、大腿二頭筋と半腱様筋の間、殿溝の下方6寸にある。
誤り。この記述は殷門の部位です。承扶は殿溝の中点にあります。
3.風市は、大腿部外側、腸脛靱帯の後方で、膝窩横紋の上方7寸にある。
誤り。記述が経穴部位の基準と一致しません。
4.陰包は、大腿部内側、薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸にある。
正しい。肝経の陰包の部位として適切です。
覚えるポイント
- 陰包=大腿内側、薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上4寸(肝経)。
- 伏兎=膝蓋骨底の上6寸、陰市=上3寸、梁丘=上2寸(いずれも胃経)。
- 承扶=殿溝の中点、殷門=承扶の下6寸(膀胱経)。
- 風市=直立して手を下垂したとき中指先端があたる腸脛靱帯の後方。