30PM125|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
生体において皮膚温の変化を示すのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
体表観察に用いる所見の名称を区別する問題です。
皮膚温の変化を反映するものはどれかを判断します。
解説
エアポケット現象は、サーモグラフィなどで体表の温度分布を観察したときに、周囲より温度の低い部分が斑状に現れる現象を指します。皮膚温の変化を示す所見であり、内臓の異常や交感神経活動の変化を反映するものとして扱われます。したがってこれが正答です。
丘疹点は、内臓の異常に伴って体表に現れる小さな丘疹状の変化で、皮膚の形態的な変化にあたります。皮膚温の変化を示すものではありません。
ヘッド帯(ヘッド氏帯)は、内臓の異常があるときに、同じ脊髄分節に対応する皮膚領域に生じる知覚過敏帯です。内臓-体性反射の現れとして重要ですが、示すのは知覚の変化です。
ボアス点は、胃潰瘍などで背部(第10から第12胸椎の左側付近)に現れる圧痛点です。圧痛という所見であり、皮膚温ではありません。
選択肢の確認
1.丘疹点
誤り。皮膚に現れる小さな丘疹状の形態変化です。
2.ヘッド帯
誤り。内臓の異常に対応する知覚過敏帯です。
3.ボアス点
誤り。背部に現れる圧痛点です。
4.エアポケット現象
正しい。皮膚温の低下した部分が斑状に現れる現象です。
覚えるポイント
- エアポケット現象=皮膚温の変化(サーモグラフィで低温部が斑状に出る)。
- ヘッド帯=内臓の異常に対応する知覚過敏帯(内臓-体性反射)。
- ボアス点=背部の圧痛点、マックバーネー点=虫垂炎の圧痛点。
- 体表観察では、視診、触診、圧痛、知覚、皮膚温を組み合わせて評価する。