30PM126|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
透熱灸を避けるべき経穴はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
有痕灸を避けるべき部位を経穴で問う問題です。
灸痕が美容上の問題となる部位を選びます。
解説
透熱灸は艾炷を皮膚上で燃焼させる有痕灸であり、施灸部に**灸痕(瘢痕)**を残します。そのため、顔面部のように瘢痕が目立つ部位は避けるべきとされます。
巨髎は足の陽明胃経の経穴で、顔面部、瞳孔の直下、鼻翼下縁と同じ高さに取ります。顔面の露出部にあたるため、透熱灸を避けるべき経穴として適切です。
百会は督脈の経穴で頭頂部にあり、頭髪に覆われるため瘢痕が目立ちにくい部位です。
天柱は足の太陽膀胱経の経穴で、後頸部、僧帽筋外縁の陥凹部にあり、髪や衣服で覆われやすい部位です。
角孫は手の少陽三焦経の経穴で、耳尖の直上の髪際にあり、こちらも頭髪に覆われます。
なお、顔面部に施灸する場合は、知熱灸や温灸といった無痕灸を選びます。また、粘膜、眼球周囲、知覚が鈍い部位、血行障害のある部位も避けるべき部位として押さえておきます。
選択肢の確認
1.百会
誤り。頭頂部にあり、頭髪に覆われる部位です。
2.巨髎
正しい。顔面部の露出部にあり、灸痕が問題となるため避けます。
3.天柱
誤り。後頸部にあり、髪や衣服に覆われる部位です。
4.角孫
誤り。耳尖の直上の髪際にあり、頭髪に覆われます。
覚えるポイント
- 有痕灸を避ける部位=顔面部、粘膜、眼球周囲、外陰部、知覚鈍麻部、血行障害部。
- 顔面部には無痕灸(知熱灸、温灸)を選ぶ。
- 巨髎=瞳孔の直下、鼻翼下縁の高さ(胃経)。
- 糖尿病や免疫抑制状態では熱傷が難治化しやすい。