30PM127|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
緊張型頭痛に対する局所治療について罹患筋と治療穴の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
緊張型頭痛に関わる筋と、その筋の上にある経穴を対応させる問題です。
経穴の位置と、その部にある筋を確認します。
解説
玉枕は足の太陽膀胱経の経穴で、後頭部、外後頭隆起上縁と同じ高さ、後正中線の外方1.3寸に取ります。この部位には**後頭筋(後頭前頭筋の後頭腹)**があり、緊張型頭痛の罹患筋として重要です。したがってこの組合せが正しくなります。
風池は足の少陽胆経の経穴で、後頭骨の下方、胸鎖乳突筋と僧帽筋の間の陥凹部にあります。この部にあるのは僧帽筋、頭半棘筋、後頭下筋群などであり、側頭筋ではありません。側頭筋は側頭部にあり、頷厭や懸顱、率谷などが関係します。
翳風は手の少陽三焦経の経穴で、耳垂の後方、乳様突起下端の前方にあります。僧帽筋の部位ではありません。
脳空は足の少陽胆経の経穴で、後頭部、外後頭隆起上縁と同じ高さ、風池の直上にあります。この部の筋として頭半棘筋を対応させるのは適切さで劣ります。
選択肢の確認
1.側頭筋-風池
誤り。風池は後頸部にあり、側頭筋の部位ではありません。
2.僧帽筋-翳風
誤り。翳風は耳垂後方にあり、僧帽筋の部位ではありません。
3.後頭筋-玉枕
正しい。玉枕は後頭部にあり、後頭筋の部位にあたります。
4.頭半棘筋-脳空
誤り。脳空は後頭部にあり、頭半棘筋への局所穴としては適切さで劣ります。
覚えるポイント
- 玉枕=外後頭隆起上縁の高さ、後正中線の外方1.3寸(膀胱経)。
- 緊張型頭痛の関連筋=後頭筋、僧帽筋、頭半棘筋、後頭下筋群、側頭筋。
- 風池は後頭骨の下方で、深部に椎骨動脈があり深刺に注意。
- 側頭部の経穴=頷厭、懸顱、懸釐、率谷、角孫。