30PM134|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
頭部の神経痛と局所治療穴の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
頭頸部の皮神経の分布と経穴の位置を対応させる問題です。
各神経がどこに分布するかを確認します。
解説
大耳介神経は頸神経叢の枝で、耳介の後面や下部、耳の周囲から耳下腺部の皮膚知覚を担います。瘈脈は手の少陽三焦経の経穴で、乳様突起の中央、翳風と角孫を耳の輪郭に沿って結んだ線を三等分し、翳風から3分の1のところに取ります。まさに耳の後方であり、大耳介神経の分布領域にあたります。したがってこの組合せが正しくなります。
大後頭神経は第2頸神経後枝の枝で、後頭部の内側寄りの皮膚に分布します。この神経に対応する経穴は天柱(僧帽筋外縁の陥凹部)であり、完骨ではありません。
小後頭神経は頸神経叢の枝で、後頭部の外側から耳の後上部に分布します。この神経に対応するのは完骨(乳様突起の後下方)であり、天柱ではありません。つまり選択肢2と3は経穴が入れ替わっています。
**三叉神経第1枝(眼神経)**の領域に対する局所治療穴としては、攢竹、陽白、魚腰などが代表的です。
選択肢の確認
1.三叉神経痛(第1枝)-太陽
誤り。第1枝領域の局所穴としては攢竹や陽白などが代表的です。
2.大後頭神経痛-完骨
誤り。大後頭神経に対応するのは天柱です。
3.小後頭神経痛-天柱
誤り。小後頭神経に対応するのは完骨です。
4.大耳介神経痛-瘈脈
正しい。瘈脈は耳の後方にあり、大耳介神経の分布領域にあたります。
覚えるポイント
- 大後頭神経=C2後枝、後頭部内側、対応穴は天柱。
- 小後頭神経=頸神経叢、後頭部外側から耳後上部、対応穴は完骨。
- 大耳介神経=頸神経叢、耳介の後下部と耳下腺部、対応穴は瘈脈。
- 三叉神経=第1枝は前頭部と上眼瞼、第2枝は頬と上唇、第3枝は下顎とオトガイ。