30PM138第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)

スポーツ障害と罹患筋に対する治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

スポーツ障害と罹患部位を対応させ、その部位にある経穴を選ぶ問題です。

障害名から傷つく組織を特定し、経穴の位置と照合します。

解説

**ジャンパー膝(膝蓋腱炎)**は、ジャンプや着地の繰り返しにより、膝蓋腱や大腿四頭筋腱の付着部に炎症が生じる障害です。膝蓋骨の上端や下端に圧痛がみられます。

鶴頂は奇穴で、膝蓋骨底の中点の上方の陥凹部に取り、まさに大腿四頭筋腱の付着部にあたります。したがって局所治療穴として適切であり、これが正答です。

上腕二頭筋長頭腱炎では、結節間溝を通る長頭腱が罹患します。局所としては天泉や結節間溝付近が対応し、肩峰の後下方にある肩髎は適切さで劣ります。

肩インピンジメント症候群では、肩峰下で棘上筋腱が挟み込まれます。棘上窩にある秉風が対応し、肩甲骨内側上部の肩外兪は適切ではありません。

シンスプリントでは、脛骨内側の後脛骨筋やヒラメ筋が関わります。三陰交などが対応し、闌尾(足三里の下方2寸にある奇穴で、虫垂炎に用いる)は適切ではありません。

選択肢の確認

1.上腕二頭筋長頭腱炎-肩髎
誤り。肩髎は肩峰後下方にあり、結節間溝の長頭腱の局所ではありません。

2.肩インピンジメント症候群-肩外兪
誤り。棘上筋への局所穴としては秉風が適します。

3.ジャンパー膝-鶴頂
正しい。鶴頂は膝蓋骨底の上方にあり、大腿四頭筋腱付着部の局所にあたります。

4.シンスプリント-闌尾
誤り。闌尾は虫垂炎に用いる奇穴で、脛骨内側の罹患部位ではありません。

覚えるポイント

  • ジャンパー膝=膝蓋腱炎、鶴頂(膝蓋骨底中点の上方)や梁丘が局所穴。
  • シンスプリント=脛骨内側、三陰交が局所穴。
  • インピンジメント症候群=棘上筋腱、秉風が局所穴。
  • 上腕二頭筋長頭腱炎=結節間溝、スピードテストやヤーガソンテストが陽性。
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