30PM161第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)

打鍼法で用いる鍼の鍼尖形状はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

打鍼法で用いる鍼の形状を問う問題です。

打鍼法がどのような手技であるかから、鍼尖の形を考えます。

解説

打鍼法は、安土桃山時代に御薗夢分斎が創始したとされる、主に腹部に用いる刺法です。太く短い鍼を腹部に当て、小槌(木槌)で鍼柄を叩いて刺激を与えます。

腹部という柔らかく重要な臓器のある部位を扱うため、鍼尖は鋭く尖らせず、スリオロシ形という先端が鈍い形状が用いられます。これにより、深く刺入することなく振動と圧の刺激を与えることができます。したがってこれが正答です。

卵形は先端が丸みを帯びた形状、松葉形は松の葉のように細くとがった形状、ノゲ形は麦のノギのように鋭い形状で、いずれも毫鍼の鍼尖の形状として用いられます。毫鍼では、刺入時の痛みが少なく組織を傷つけにくい形が求められるため、松葉形などが一般的です。

なお、打鍼法と対比される日本独自の刺法として、杉山和一が創始した管鍼法があります。

選択肢の確認

1.卵形
誤り。毫鍼の鍼尖の形状の一つです。

2.松葉形
誤り。毫鍼で一般的に用いられる形状です。

3.ノゲ形
誤り。毫鍼の鍼尖の形状の一つです。

4.スリオロシ形
正しい。先端が鈍く、打鍼法に用いられる形状です。

覚えるポイント

  • 打鍼法=御薗夢分斎、腹部に用い、小槌で叩く。鍼尖はスリオロシ形
  • 管鍼法=杉山和一が創始、鍼管を用いる日本独自の刺法。
  • 毫鍼の鍼尖の形状=松葉形、卵形、ノゲ形、スリオロシ形。
  • 腹部への施術では臓器の損傷を避け、深刺しない。
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