30PM164第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)

徒手検査法が陽性の病態に、局所刺鍼が最も有効なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

徒手検査が示す病態と、局所刺鍼の有効性を結び付ける問題です。

筋の問題か、断裂などの器質的損傷かで判断します。

解説

トーマステストは、仰臥位で反対側の股関節を強く屈曲させたとき、患側の大腿が持ち上がるかをみる検査で、陽性なら股関節の屈曲拘縮、すなわち腸腰筋の短縮を示します。筋の緊張と短縮が主体の病態であるため、その筋への局所刺鍼によって緊張の緩和が期待でき、選択肢の中で最も有効性が見込まれます。したがってこれが正答です。

マクマレーテスト半月板損傷を示す検査です。半月板は血流に乏しく、断裂した組織そのものが刺鍼で修復されるわけではありません。

ラックマンテスト前十字靱帯損傷を示す検査で、靱帯の断裂という器質的損傷であり、手術を含めた対応が検討される病態です。

ドロップアームテスト腱板断裂を示す検査で、こちらも腱の断裂という器質的損傷です。

このように、筋の緊張や短縮が主体であれば局所刺鍼の意義が大きく、断裂などの構造的な損傷では医療機関での評価と治療が優先されます。

選択肢の確認

1.マクマレーテスト
誤り。半月板損傷を示し、器質的損傷が主体です。

2.トーマステスト
正しい。腸腰筋の短縮による屈曲拘縮を示し、局所刺鍼が有効です。

3.ラックマンテスト
誤り。前十字靱帯損傷を示す検査です。

4.ドロップアームテスト
誤り。腱板断裂を示す検査です。

覚えるポイント

  • トーマステスト=股関節屈曲拘縮(腸腰筋)、局所穴は衝門など。
  • マクマレーテスト=半月板、ラックマンテスト=前十字靱帯、ドロップアームテスト=腱板断裂。
  • 筋の緊張や短縮には局所刺鍼が有効、断裂は医療機関での評価が優先。
  • 検査名から障害組織を判断する習慣をつける。
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