30PM171|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
艾の製造工程で使用する用具と用途の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
艾の製造工程で、各用具が担う役割を対応させる問題です。
工程の順序と目的を整理します。
解説
艾の製造は、ヨモギの葉を採取して乾燥させ、次のような工程を経ます。
裁断機は、乾燥した葉を細かく切る工程で用います。夾雑物をふるい落とすためのものではありません。
石臼は、切った葉をつき砕いて粉砕し、葉肉や葉脈を壊して毛茸を取り出しやすくする工程です。葉脈を選択的に除去する道具ではありません。
けんどん(長唐箕)は、粉砕したものから粗い夾雑物をふるい落とす工程で用います。乾燥したヨモギを粉砕する道具ではありません。
唐箕は、風の力で軽い毛茸と重い不純物を分ける風選の工程で用います。この工程を繰り返すことで、毛茸の表面に付着した細かい夾雑物まで取り除かれ、純度が高まります。したがってこの組合せが正しく、正答となります。唐箕にかける回数が多いほど良質艾になります。
選択肢の確認
1.裁断機夾雑物をふるい落とす。
誤り。裁断機は乾燥した葉を切る工程で用います。
2.石臼葉脈を除去する。
誤り。石臼は葉をつき砕いて粉砕する工程です。
3.けんどん(長唐箕)乾燥したヨモギを粉砕する。
誤り。けんどんは粗い夾雑物をふるい落とす工程です。
4.唐箕毛茸の表面付着物を除去する。
正しい。風選により細かい夾雑物まで取り除き、純度を高めます。
覚えるポイント
- 製造工程=乾燥→裁断→石臼で粉砕→けんどんで粗選→唐箕で風選。
- 唐箕にかける回数が多いほど良質艾になる。
- 良質艾=淡黄白色、軽く柔らかい、燃焼温度が低く透熱灸に適する。
- 粗製艾=夾雑物が多く黒っぽい、燃焼温度が高く温灸や隔物灸に用いる。