30PM173第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)

施灸後に紅斑と痛みが出現した。該当する熱傷はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

熱傷の深度分類を問う問題です。

紅斑のみか、水疱ができるか、感覚が失われるかで判断します。

解説

熱傷は深さによって次のように分類されます。

I度は、表皮にとどまる熱傷で、発赤(紅斑)と疼痛がみられます。水疱はできず、瘢痕を残さずに数日で治癒します。日焼けが代表例です。問題文の「紅斑と痛み」はこのI度に該当します。

浅達性II度は、真皮の浅い層までの熱傷で、水疱を形成し、水疱底は赤く、強い疼痛を伴います。通常は瘢痕を残さずに治癒します。

深達性II度は、真皮の深い層に達する熱傷で、水疱を形成しますが水疱底は白っぽく、知覚が鈍くなります。瘢痕を残して治癒します。

III度は、皮膚全層から皮下組織に達する熱傷で、皮膚は白色や褐色、炭化した状態となり、神経終末も破壊されるため疼痛を感じません。瘢痕を残し、植皮を要することがあります。

選択肢の確認

1.Ⅰ度
正しい。表皮にとどまり、紅斑と疼痛のみで水疱はできません。

2.浅達性Ⅱ度
誤り。水疱を形成し、強い疼痛を伴います。

3.深達性Ⅱ度
誤り。水疱を形成し、知覚が鈍くなり瘢痕を残します。

4.Ⅲ度
誤り。皮膚全層に及び、疼痛を感じなくなります。

覚えるポイント

  • I度=表皮、紅斑と疼痛、水疱なし、瘢痕を残さない。
  • 浅達性II度=水疱あり(底は赤い)、強い疼痛、瘢痕なし。
  • 深達性II度=水疱あり(底は白い)、知覚鈍麻、瘢痕あり。
  • III度=全層、白色や炭化、無痛、瘢痕と植皮。
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