30PM92|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
血瘀の症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血瘀(瘀血)の症状を選ぶ問題です。
血の流れが滞ることでどのような所見が現れるかを整理します。
解説
血瘀は血の流れが滞った状態で、次のような症状がみられます。
刺すような痛み(刺痛)で場所が変わらず、夜間に悪化し、押されるのを嫌がります。腫瘤(腫塊)を触れることがあり、皮膚や口唇、舌が紫暗色になり、舌に瘀斑や瘀点が現れます。また、皮膚が乾燥してざらつく肌膚甲錯や、色素沈着もみられます。脈は渋(しぶる)脈となります。したがって色素沈着が正答です。
**筋けいれん(こむら返り)**は、肝血虚により筋を養えないことなどで生じます。
顔面蒼白は、血虚や陽虚、気血の不足でみられます。
視力減退は、肝血虚や腎精不足でみられます。肝は目に開竅し、血を蔵するためです。
選択肢の確認
1.筋けいれん
誤り。肝血虚など、筋を養えない状態でみられます。
2.顔面蒼白
誤り。血虚や陽虚でみられます。
3.視力減退
誤り。肝血虚や腎精不足でみられます。
4.色素沈着
正しい。血の停滞による所見で、血瘀の症状です。
覚えるポイント
- 血瘀=刺痛、固定痛、夜間増悪、拒按、腫塊、紫暗、瘀斑、色素沈着、渋脈。
- 血虚=顔色や爪の色が薄い、めまい、しびれ、こむら返り、視力減退、舌淡、脈細。
- 血瘀の原因=気滞、気虚、寒凝、外傷、出血。
- 舌下静脈の怒張も血瘀の所見として観察される。