30PM93|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
気血を化生する臓が剋する臓について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
三段階で考える問題です。まず「気血を化生する臓」を特定し、次にそれが剋する臓を求め、最後にその臓の特徴を選びます。
解説
気血を化生するのは脾です。脾は運化により水穀の精微をつくり出し、これが気と血のもととなるため、「気血生化の源」と呼ばれます。
脾は五行では土に属します。相剋関係では土剋水であり、脾が剋するのは水の臓、すなわち腎です。
腎の特徴として、精を蔵し、水を主り、納気を主り、骨を主り、髄を生じ、そして耳と二陰に開竅します。したがって「耳に開竅する」が正答です。腎虚で耳鳴りや難聴が生じるのはこのためです。
血を主るのは心です。心は血脈を主り、神志を主ります。
魂を蔵するのは肝です。肝は血を蔵し、魂を蔵します。
発汗を調節するのは肺の宣発による衛気の働きで、腠理の開闔を調節します。
選択肢の確認
1.血を主る。
誤り。心の作用です。
2.魂を蔵する。
誤り。肝の作用です。
3.発汗を調節する。
誤り。肺(衛気)の働きです。
4.耳に開竅する。
正しい。腎の特徴であり、脾(土)が剋する水の臓にあたります。
覚えるポイント
- 脾は気血生化の源、後天の本。腎は先天の本。
- 相剋=土剋水。脾が剋するのは腎。
- 五臓の開竅=肝は目、心は舌、脾は口、肺は鼻、腎は耳と二陰。
- 腎虚では耳鳴り、難聴、腰膝のだるさ、排尿の異常がみられる。