30PM95|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
外邪とその特徴の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
六淫(外邪)とその性質を対応させる問題です。
それぞれの邪の性質を表す用語を正確に覚えているかが問われます。
解説
暑邪は夏に多くみられる陽邪で、炎熱性と昇散性をもちます。昇散性とは、上に昇り外に散じる性質のことで、頭痛、顔面紅潮、発汗過多をきたし、汗とともに気と津液を消耗させて口渇や倦怠感を生じます。また湿を伴いやすい(暑は湿を挟む)という特徴もあります。したがって暑邪と昇散の組合せが正しくなります。
風邪の性質は、遊走性(症状の場所が変わる)、昇散性(上部や体表を侵す)、変化しやすいこと、そして他の邪を伴いやすいこと(百病の長)です。動血は、血を妄行させて出血を起こす性質で、火邪(熱邪)の特徴です。
湿邪の性質は、重濁性、粘滞性、趨下性であり、凝滞ではありません。
寒邪の性質は、凝滞性(気血を滞らせて痛みを生じる)と収引性(縮こまらせる)であり、重濁ではありません。
選択肢の確認
1.風邪-動血
誤り。動血は火邪(熱邪)の性質です。風邪は遊走性と昇散性です。
2.暑邪-昇散
正しい。暑邪は炎熱性と昇散性をもちます。
3.湿邪-凝滞
誤り。凝滞は寒邪の性質です。湿邪は重濁性と粘滞性です。
4.寒邪-重濁
誤り。重濁は湿邪の性質です。寒邪は凝滞性と収引性です。
覚えるポイント
- 風邪=遊走性、昇散性、百病の長。
- 寒邪=凝滞性(痛み)、収引性(縮こまる)。
- 湿邪=重濁性、粘滞性、趨下性。
- 暑邪・火邪=炎上性、昇散性、津液の消耗、火邪は動血と心神の擾乱。