31AM16第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)

胸郭について正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

胸郭の構造を問う問題です。

胸骨の各部の名称、肋骨の分類、胸郭上口を通る構造を確認します。

解説

**胸骨角(ルイ角)**は、胸骨柄と胸骨体の接合部にできる横の隆起で、第2肋骨が付着する高さにあたります。体表から触れやすく、肋骨と肋間を数える基準として重要です。したがってこの記述が正しくなります。

**頸切痕(頸静脈切痕)**は、胸骨柄の上縁の中央にあるくぼみです。胸骨体の上縁ではありません。

肋骨は、第1から第7肋骨が肋軟骨で直接胸骨に付く真肋、第8から第12肋骨が仮肋です。このうち第8から第10肋骨の肋軟骨は、上位の肋軟骨に合流して肋骨弓を構成します。したがって仮肋は肋骨弓の構成に関与しないという記述は誤りです。第11と第12肋骨は前端が遊離しており、浮遊肋と呼ばれます。

胸郭上口を通るのは、食道、気管、総頸動脈、鎖骨下動脈、内頸静脈、鎖骨下静脈、迷走神経、横隔神経、胸管などです。上大静脈は上縦隔にあり、胸郭上口を通るものではありません。

選択肢の確認

1.胸骨角は第2肋骨と連結する。
正しい。胸骨柄と胸骨体の接合部で、第2肋骨が付着します。

2.頸切痕は胸骨体の上縁である。
誤り。胸骨柄の上縁にあります。

3.仮肋は肋骨弓の構成に関与しない。
誤り。第8から第10肋骨の肋軟骨が肋骨弓を構成します。

4.上大静脈は胸郭上口を通る。
誤り。上大静脈は上縦隔にあり、胸郭上口は通りません。

覚えるポイント

  • 胸骨角=第2肋骨の高さ、肋間を数える基準。
  • 胸骨=胸骨柄(上端に頸切痕)、胸骨体、剣状突起
  • 真肋=第1から第7肋骨、仮肋=第8から第12肋骨(第11・第12は浮遊肋)。
  • 肋骨弓=第8から第10肋軟骨が合流して形成される。
31AM1531AM17
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