31AM20|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
鼻腔について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
鼻腔の構造を問う問題です。
出血しやすい部位、嗅上皮の位置、副鼻腔と鼻涙管の開口部を確認します。
解説
キーゼルバッハ部位は、**鼻中隔の前端部(前下部)**にある、細い動脈が集まって網目をつくっている部位です。粘膜が薄く血管が豊富であるため、鼻出血の大部分がここから起こります。鼻をかむ、指で触れる、乾燥といった軽い刺激でも出血しやすく、鼻出血の際は小鼻をつまんで圧迫する対応が有効です。したがってこの記述が正しくなります。
嗅上皮は、鼻腔の**天井部(上鼻甲介の内側面と、これに向かい合う鼻中隔上部)**にあります。鼻前庭は鼻孔のすぐ内側で皮膚に覆われた部分であり、嗅上皮はありません。
上顎洞は副鼻腔の一つで、中鼻道に開口します。下鼻道ではありません。前頭洞と篩骨洞の前・中部も中鼻道に開口し、蝶形骨洞は蝶篩陥凹に開口します。
鼻涙管は、涙を鼻腔へ導く管で、下鼻道に開口します。中鼻道ではありません。
選択肢の確認
1.キーゼルバッハ部位は鼻中隔の前端部にある。
正しい。血管が豊富で鼻出血の好発部位です。
2.嗅上皮は鼻前庭にある。
誤り。嗅上皮は鼻腔の天井部にあります。
3.上顎洞は下鼻道と交通する。
誤り。上顎洞は中鼻道に開口します。
4.鼻涙管は中鼻道に開口する。
誤り。鼻涙管は下鼻道に開口します。
覚えるポイント
- キーゼルバッハ部位=鼻中隔前下部、鼻出血の好発部位。
- 嗅上皮=鼻腔の天井部(上鼻甲介の内側と鼻中隔上部)。
- 中鼻道=上顎洞、前頭洞、篩骨洞(前・中)が開口。
- 下鼻道=鼻涙管が開口。蝶形骨洞は蝶篩陥凹へ。