31AM21|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
胃について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
胃の構造を問う問題です。
各部の名称、筋層、分泌細胞、腹膜の付着を確認します。
解説
胃の出口である幽門では、輪走筋が特に発達して幽門括約筋をつくります。これにより胃内容が十二指腸へ送り出される速度が調節され、逆流も防がれます。したがってこの記述が正しくなります。
胃は、食道に続く噴門、上方に膨らむ胃底部、中央の胃体部、そして十二指腸に続く幽門部に分けられます。十二指腸につながるのは幽門部であり、胃底部ではありません。胃底部は噴門より上方に位置する部分です。
胃腺の細胞では、主細胞がペプシノーゲンを、壁細胞が塩酸(胃酸)と内因子を、副細胞(粘液頸細胞)が粘液を分泌します。主細胞から塩酸が分泌されるという記述は誤りです。
腹膜については、小網が肝臓と胃の小弯の間に張り、大網が胃の大弯から垂れ下がって前方を覆います。大弯に小網が付着するという記述は逆になっています。
選択肢の確認
1.胃底部で幽門につながる。
誤り。十二指腸につながるのは幽門部です。胃底部は噴門より上方の膨らみです。
2.幽門では括約筋が発達している。
正しい。輪走筋が発達して幽門括約筋をつくります。
3.主細胞から塩酸が分泌される。
誤り。塩酸は壁細胞から分泌されます。主細胞はペプシノーゲンです。
4.大弯に小網が付着する。
誤り。小網は小弯に、大網は大弯に付着します。
覚えるポイント
- 胃の区分=噴門、胃底部、胃体部、幽門部。
- 胃腺=主細胞(ペプシノーゲン)、壁細胞(塩酸と内因子)、副細胞(粘液)。
- 小網は小弯、大網は大弯に付着する。
- 内因子の不足はビタミンB12の吸収障害を起こし、悪性貧血の原因となる。