31AM30|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
筋原線維に含まれ、筋収縮に重要な蛋白質はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
筋収縮に関わる蛋白質を選ぶ問題です。
筋原線維を構成する蛋白質を思い出します。
解説
筋原線維は、細いフィラメントであるアクチンと、太いフィラメントであるミオシンが規則正しく並んだ構造です。ミオシン頭部がアクチンと結合して首を振り、アクチンフィラメントを滑り込ませることで筋が短縮します(滑走説)。したがってアクチンが正答です。
細いフィラメントには、アクチンのほかに調節蛋白質であるトロポニンとトロポミオシンが結合しています。カルシウムイオンがトロポニンに結合すると、トロポミオシンの位置がずれてアクチンの結合部位が露出し、収縮が始まります。
アルブミンは血漿蛋白質の一種で、血漿膠質浸透圧の維持や物質の運搬を担います。筋原線維の構成成分ではありません。
ペプシンは胃液に含まれる蛋白質分解酵素です。
グロブリンは血漿蛋白質の一種で、免疫グロブリン(抗体)などが含まれます。
選択肢の確認
1.アルブミン
誤り。血漿蛋白質であり、膠質浸透圧の維持や物質運搬を担います。
2.ペプシン
誤り。胃液に含まれる蛋白質分解酵素です。
3.アクチン
正しい。筋原線維の細いフィラメントを構成し、収縮に関わります。
4.グロブリン
誤り。血漿蛋白質の一種で、抗体などが含まれます。
覚えるポイント
- 筋原線維=アクチン(細い)とミオシン(太い)、調節蛋白質はトロポニンとトロポミオシン。
- カルシウムイオンはトロポニンに結合して収縮を開始させる。
- 収縮は滑走説で説明され、フィラメント自体の長さは変わらない。
- ATPはミオシン頭部の首振りと、アクチンからの解離に必要。