31AM31|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
免疫にかかわる細胞について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
白血球の種類と働きを対応させる問題です。
貪食するもの、抗体をつくるもの、抗原を提示するものを区別します。
解説
好中球は白血球の中で最も数が多く、細菌や異物を**貪食(食作用)**して分解する働きをもちます。急性炎症の初期に最初に集まり、感染防御の第一線を担います。したがってこの記述が正しくなります。
単球は、血中から組織へ移行してマクロファージに分化し、貪食と抗原提示を行います。抗体を産生するのは形質細胞(B細胞由来)であり、単球ではありません。
好酸球は、寄生虫感染やI型アレルギーで増加する白血球です。抗原提示を行う細胞ではありません。抗原提示細胞は樹状細胞、マクロファージ、B細胞です。
好塩基球は、ヒスタミンやヘパリンを含む顆粒をもち、I型アレルギーに関与します。形質細胞に分化するのはB細胞であり、好塩基球ではありません。
選択肢の確認
1.単球は抗体を産生する。
誤り。抗体を産生するのは形質細胞です。単球はマクロファージに分化します。
2.好酸球はリンパ球に抗原を提示する。
誤り。抗原提示は樹状細胞、マクロファージ、B細胞が行います。
3.好塩基球は形質細胞に分化する。
誤り。形質細胞に分化するのはB細胞です。
4.好中球は食作用をもつ。
正しい。細菌や異物を貪食し、感染防御の第一線を担います。
覚えるポイント
- 好中球=最多、貪食、急性炎症の初期に集まる。
- 単球→マクロファージ=貪食と抗原提示。
- 好酸球=寄生虫とI型アレルギー、好塩基球=ヒスタミンとヘパリン。
- B細胞→形質細胞=抗体産生。