31AM33第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)

パーキンソン病の病因に関与するのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

パーキンソン病の病態に関わる神経伝達物質を問う問題です。

どの部位のどの物質が不足するかを押さえます。

解説

パーキンソン病は、中脳黒質の神経細胞が変性・脱落し、そこから線条体へ送られるドパミンが不足することで生じる神経変性疾患です。ドパミンの不足により大脳基底核の運動調節が乱れ、安静時振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害という四大症状が現れます。したがってドパミンが正答です。治療にはドパミンの前駆物質であるレボドパやドパミン受容体作動薬が用いられます。

コルチゾールは副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、糖新生の促進、抗炎症作用、免疫抑制作用をもちます。パーキンソン病の病因ではありません。

セロトニンは中枢神経の神経伝達物質で、気分や睡眠、痛みの制御(下行性疼痛抑制系)に関わります。うつ病との関連が指摘されますが、パーキンソン病の中心的な物質ではありません。

インスリンは膵臓のランゲルハンス島B細胞から分泌され、血糖を下げる唯一のホルモンです。糖尿病に関わります。

選択肢の確認

1.コルチゾール
誤り。副腎皮質ホルモンであり、クッシング症候群やアジソン病に関わります。

2.セロトニン
誤り。気分や睡眠、下行性疼痛抑制系に関わります。

3.インスリン
誤り。血糖を下げるホルモンで、糖尿病に関わります。

4.ドパミン
正しい。中脳黒質から線条体へのドパミンが不足して発症します。

覚えるポイント

  • パーキンソン病=中脳黒質のドパミン神経細胞の変性、線条体でのドパミン不足。
  • 四大症状=安静時振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害。
  • 治療=レボドパ、ドパミン受容体作動薬、運動療法。
  • 二重課題やストレスで症状は悪化し、キューイングが有効。
31AM3231AM34
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