31AM34|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
梗塞について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
循環障害の用語を区別する問題です。
浮腫、充血、血栓、梗塞の定義を確認します。
解説
梗塞とは、動脈(特に終末動脈)が閉塞して血流が途絶え、その支配領域の組織が壊死に陥った状態をいいます。心筋梗塞、脳梗塞が代表です。したがってこの記述が正しくなります。終末動脈は側副路をもたないため、閉塞するとその領域が確実に壊死します。
組織間隙に過剰な水分が貯留した状態は**浮腫(水腫)**です。原因として、毛細血管圧の上昇、血漿膠質浸透圧の低下、血管透過性の亢進、リンパ流の障害があります。
動脈から過剰な血液が流れ込んだ状態は充血です。動脈の拡張により局所の血流が増え、発赤と熱感を伴います。これに対し、静脈の還流が妨げられて血液が滞る状態がうっ血で、チアノーゼを伴います。
血管内で血液が凝固した状態は血栓症です。血栓が血流に乗って別の場所の血管を詰まらせると塞栓症となり、その結果として梗塞が起こります。
選択肢の確認
1.組織間隙に過剰な水分が貯留した状態
誤り。浮腫(水腫)の説明です。
2.動脈から過剰な血液が流れ込んだ状態
誤り。充血の説明です。
3.血管内で血液が凝固した状態
誤り。血栓症の説明です。
4.終末動脈が閉塞し、その支配組織に壊死が生じた状態
正しい。梗塞の定義です。
覚えるポイント
- 梗塞=動脈閉塞による組織の壊死。心筋梗塞、脳梗塞。
- 充血=動脈性の血液増加(発赤、熱感)。うっ血=静脈還流の障害(チアノーゼ)。
- 血栓症=血管内での凝固、塞栓症=運ばれた異物による閉塞。
- 貧血性梗塞=心臓、腎臓、脾臓。出血性梗塞=肺、小腸。