31AM37|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
初感染における免疫応答で最初に血中で上昇するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
一次免疫応答で最初に産生される抗体を問う問題です。
抗体の種類と、産生される時期を対応させます。
解説
初めて抗原に接したとき(初感染、一次応答)、最初に血中で増加するのはIgMです。IgMは五量体をとる最も大きな抗体で、補体を活性化する働きが強く、感染初期の防御を担います。したがってこれが正答です。感染の早期診断では、IgM抗体の陽性が「最近の感染」を示す指標として用いられます。
その後、遅れてIgGが産生され、こちらが主体となります。二度目以降の接触(二次応答)では、記憶B細胞の働きにより、IgGが速やかかつ大量に産生されます。IgGは血中に最も多い抗体で、胎盤を通過して胎児に移行します。
IgAは、唾液、涙液、消化管や気道の粘液、初乳に多く含まれ、粘膜表面での局所防御を担います。
IgEは肥満細胞や好塩基球に結合し、I型アレルギーと寄生虫感染に関与します。
選択肢の確認
1.IgA
誤り。粘膜と初乳に多く、粘膜免疫を担います。
2.IgE
誤り。I型アレルギーと寄生虫感染に関与します。
3.IgG
誤り。二次応答の主役であり、一次応答ではIgMに遅れて増加します。
4.IgM
正しい。初感染で最初に産生される抗体です。
覚えるポイント
- 一次応答=IgMが先、IgGが後。二次応答=IgGが速やかに大量に産生。
- IgM=五量体、補体活性化が強い、最近の感染の指標。
- IgG=血中最多、胎盤を通過する唯一の抗体。
- IgA=粘膜と初乳、IgE=I型アレルギー。