31AM4|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
「医師は子どものことを思う親のように、患者は親に保護される子どものように行動する」と表現される医療従事者と患者の関係性はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
医療従事者と患者の関係モデルを区別する問題です。
問題文の「親と子」という比喩から、どの関係かを読み取ります。
解説
**パターナリズム(父権主義)**は、医療者が患者にとって最善と考える判断を行い、患者はそれに従うという関係です。「子どものことを思う親のように」「親に保護される子どものように」という表現は、まさにこの関係を表しています。したがってこれが正答です。
かつては一般的な関係でしたが、患者の自己決定権を尊重する考え方が広まるにつれ、インフォームド・コンセントやアドヒアランスといった、患者が主体的に関わる関係へと移行しています。
セカンドオピニオンは、診断や治療方針について他の医療者の意見を求めることです。
工学モデルは、医療者を技術者のようにとらえ、価値判断を交えずに事実と選択肢だけを提供し、決定はすべて患者に委ねるという関係です。パターナリズムとは対極にあります。
契約モデルは、医療者と患者が対等な立場で、それぞれの価値観と責任を認め合いながら合意を形成していく関係です。現代の医療で望ましいとされる関係のあり方です。
選択肢の確認
1.パターナリズム
正しい。医療者が親のように判断し、患者が従う関係を表します。
2.セカンドオピニオン
誤り。他の医療者に意見を求めることです。
3.工学モデル
誤り。医療者が技術者として情報のみを提供し、決定を患者に委ねる関係です。
4.契約モデル
誤り。対等な立場で合意を形成する関係です。
覚えるポイント
- パターナリズム=医療者主導、患者は受け身。
- 工学モデル=医療者は情報提供に徹し、決定は患者。
- 契約モデル=対等な立場で合意を形成する。
- インフォームド・コンセントとアドヒアランスが現代の基本的な考え方。