31AM43|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
医療面接について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
**医療面接(問診)**の進め方を問う問題です。
情報を広く集めること、患者に伝わる言葉を使うことが基本になります。
解説
医療面接では家族歴を聴取します。同居の有無にかかわらず、血縁のある家族に遺伝性疾患、生活習慣病、悪性腫瘍などがあるかを確認することは、患者の危険因子を知るうえで重要です。また、感染症では同居者や接触者の健康状態も手がかりになります。したがって、別居している家族の健康状態も聞くという記述が正しくなります。
患者が話したことを繰り返すことは、**反復(繰り返し)**という基本的な傾聴の技法です。正しく理解したことを確認し、患者に「聴いてもらえている」と感じてもらう効果があります。繰り返さないという姿勢は適切ではありません。
問診は特定の疾患を推定して始めると、先入観によって重要な情報を見落とす恐れがあります。まずは開かれた質問で自由に語ってもらい、そこから閉じた質問で絞り込んでいくのが基本です。
医学用語をそのまま用いると患者に伝わりません。平易な言葉に置き換えて説明することが求められます。
選択肢の確認
1.患者が話したことは繰り返さない。
誤り。繰り返しは理解の確認と信頼関係の形成に有効な技法です。
2.別居している家族の健康状態も聞く。
正しい。家族歴として重要な情報になります。
3.問診は特定の疾患を推定して始める。
誤り。先入観を避け、開かれた質問から始めます。
4.医学用語を用いて説明する。
誤り。患者に伝わる平易な言葉を用います。
覚えるポイント
- 医療面接の技法=開かれた質問→閉じた質問、傾聴、繰り返し、要約、共感。
- 聴取項目=主訴、現病歴、既往歴、家族歴、生活歴、服薬歴、アレルギー歴。
- 説明は平易な言葉で行い、理解を確認する。
- 得られた情報は守秘義務のもとで適切に管理する。