31AM48第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)

心身症に含まれる疾患はどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

心身症の定義を問う問題です。

身体疾患であって、その経過に心理的要因が関与するもの、という点が判断の基準です。

解説

心身症は、身体疾患のうち、その発症や経過に心理社会的な要因が密接に関与し、器質的または機能的な障害が認められるものをいいます。ただし、神経症やうつ病など他の精神疾患に伴う身体症状は除きます。

過敏性腸症候群は、ストレスに関連して腹痛と便通異常(下痢や便秘)が繰り返される機能性の消化管疾患で、心身症の代表例です。したがってこれが正答です。ほかに、気管支喘息、消化性潰瘍、本態性高血圧、緊張型頭痛、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、過換気症候群などが心身症として扱われます。

うつ病は気分障害に分類される精神疾患であり、心身症ではありません。

統合失調症は、幻覚、妄想、思考の障害などを特徴とする精神疾患です。

パニック障害は、突然の動悸、呼吸困難、死の恐怖を伴う発作を繰り返す不安障害であり、精神疾患に分類されます。

選択肢の確認

1.うつ病
誤り。気分障害に分類される精神疾患です。

2.統合失調症
誤り。幻覚や妄想を特徴とする精神疾患です。

3.パニック障害
誤り。不安障害に分類される精神疾患です。

4.過敏性腸症候群
正しい。ストレスが関与する身体疾患であり、心身症の代表例です。

覚えるポイント

  • 心身症=身体疾患であり、心理社会的要因が発症や経過に関与するもの。
  • 代表例=過敏性腸症候群、気管支喘息、消化性潰瘍、本態性高血圧、緊張型頭痛、円形脱毛症。
  • うつ病、統合失調症、パニック障害は精神疾患であり心身症ではない。
  • 心身症では身体面の治療とストレスへの対応を組み合わせる。
31AM4731AM49
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)