31AM50|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
急性糸球体腎炎について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
急性糸球体腎炎の特徴を問う問題です。
好発年齢、予後、検査所見を確認します。
解説
急性糸球体腎炎は、多くがA群β溶血性レンサ球菌による上気道感染や皮膚感染の1週間から3週間後に発症する、免疫複合体が関与する腎炎です(III型アレルギー)。血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧、乏尿を特徴とします。
予後は良好で、特に小児では大部分が数週から数か月で自然に回復します。したがってこの記述が正しくなります。治療は安静、塩分と水分の管理、対症療法が中心です。
好発年齢は学童期の小児であり、高齢者に多い疾患ではありません。
血清補体価(C3)は、免疫複合体の形成により補体が消費されるため低下します。上昇ではありません。回復に伴って正常化します。
尿所見は**血尿(コーラ色の尿)**と蛋白尿が中心であり、細菌尿はみられません。溶連菌そのものが腎に感染しているのではなく、感染後の免疫反応によって腎炎が生じるためです。
選択肢の確認
1.予後は良好である。
正しい。特に小児では大部分が自然に回復します。
2.高齢者に多い。
誤り。学童期の小児に多い疾患です。
3.血清補体価は上昇する。
誤り。補体が消費されるため低下します。
4.細菌尿がみられる。
誤り。血尿と蛋白尿が中心で、細菌尿はみられません。
覚えるポイント
- 急性糸球体腎炎=溶連菌感染の1〜3週後、学童期に多い、予後良好。
- 症状=血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧、乏尿。
- 検査=血清補体価(C3)の低下、ASO(抗ストレプトリジンO)の上昇。
- 細菌尿と膿尿がみられるのは尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎)。