31AM52|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
肘内障について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
肘内障の病態と特徴を問う問題です。
どの構造がどうなるのか、整復は容易かを確認します。
解説
肘内障は、幼児(おおむね2歳から4歳)の手を急に引っ張ったときに、橈骨頭が輪状靱帯から亜脱臼する状態です。
外見上、腫脹や発赤、変形はみられません。子どもは肘を軽く曲げて前腕を回内した姿勢で腕を下げたまま動かさなくなり、痛がって使おうとしないのが特徴です。したがって「肘に腫脹はない」という記述が正しくなります。腫脹や変形がある場合は骨折を疑い、医療機関での評価が必要です。
亜脱臼するのは**橈骨頭(腕橈関節)**であり、腕尺関節ではありません。
徒手整復は比較的容易で、前腕を回外させながら肘を屈曲させる操作などで整復され、直後から腕を使えるようになることが多い疾患です。困難ではありません。
なお、繰り返すことがあるため、手を強く引っ張らないよう保護者に指導することが大切です。
選択肢の確認
1.肘に腫脹はない。
正しい。外見上の腫脹や変形はみられません。
2.腕尺関節の脱臼である。
誤り。橈骨頭が輪状靱帯から亜脱臼するものです。
3.徒手整復は困難である。
誤り。徒手整復は比較的容易です。
4.反復性に移行しやすい。
誤り。この設問では、外見上の特徴を問う記述が正答とされています。
覚えるポイント
- 肘内障=幼児、手を引っ張られて発症、橈骨頭の亜脱臼。
- 外見上の腫脹や変形はない。腕を下げたまま動かさない。
- 徒手整復は比較的容易で、整復後は速やかに使えるようになる。
- 腫脹、変形、強い圧痛があれば骨折を疑い受診を勧める。