31AM55|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
肺結核について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肺結核の感染経路、治療、届出、感染対策を問う問題です。
感染症法上の位置づけを確認します。
解説
結核は感染症法の二類感染症に分類され、診断した医師は直ちに保健所に届け出る義務があります。届出により、接触者健康診断や患者の治療支援(直接服薬確認療法)といった対策がとられます。したがってこの記述が正しくなります。
主な感染経路は飛沫感染ではなく、飛沫核による**空気感染(飛沫核感染)**です。結核菌を含む微細な粒子が空気中を長く漂い、離れた場所の人にも吸入されて感染します。空気感染するのは結核、麻疹、水痘です。
治療は、耐性菌の出現を防ぐため、複数の抗結核薬を併用して長期間行うのが原則です。単剤治療は行いません。
医療者が着用すべきなのは、サージカルマスクではなく、微粒子を捕集できるN95マスクなどの微粒子用マスクです。サージカルマスクは飛沫感染への対策としては有効ですが、飛沫核を防ぐには不十分です。
選択肢の確認
1.主な感染経路は飛沫感染である。
誤り。飛沫核による空気感染です。
2.抗結核薬は単剤で用いる。
誤り。耐性化を防ぐため多剤併用が原則です。
3.結核と診断したら直ちに届け出る。
正しい。二類感染症であり、直ちに保健所へ届け出ます。
4.医療者はサージカルマスク着用が推奨される。
誤り。N95マスクなどの微粒子用マスクが必要です。
覚えるポイント
- 結核=空気感染、感染症法の二類感染症、診断後直ちに届出。
- 治療=多剤併用で長期間、直接服薬確認療法(DOTS)。
- 医療者はN95マスク、患者はサージカルマスクを着用する。
- 2週間以上続く咳、微熱、盗汗、体重減少では結核を疑う。