31AM6|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
上水道の水質基準で「検出されないこと」と決められているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
上水道の水質基準を問う問題です。
「検出されないこと」と定められている項目と、基準値が設けられている項目を区別します。
解説
水道水の水質基準では、大腸菌について「検出されないこと」と定められています。大腸菌は糞便による汚染の指標(汚染指標菌)であり、検出されることは病原体が混入している可能性を示すため、一切の検出が許されません。同様に、一般細菌については集落数が1ミリリットル中100以下と定められています。
これに対し、水銀、ヒ素、総トリハロメタンなどの化学物質には、健康影響を考慮した**基準値(上限値)**が設定されています。すなわち「一定の濃度以下であること」という形で規定され、まったく検出されないことを求めるものではありません。
なお、総トリハロメタンは、原水中の有機物と塩素消毒に用いる塩素が反応して生じる副生成物であり、消毒による安全確保と副生成物の低減の両立が課題となっています。
選択肢の確認
1.大腸菌
正しい。「検出されないこと」と定められた汚染指標菌です。
2.水 銀
誤り。基準値(上限値)が定められています。
3.ヒ 素
誤り。基準値が定められています。
4.総トリハロメタン
誤り。基準値が定められています。
覚えるポイント
- 大腸菌=検出されないこと(糞便汚染の指標)。
- 一般細菌=1ミリリットル中100集落以下。
- 化学物質(水銀、ヒ素、鉛、総トリハロメタンなど)=基準値以下であること。
- 水道水には遊離残留塩素を一定濃度以上保持することが求められる。