31AM62|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
アルツハイマー病の症状で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
アルツハイマー病に特徴的な症状を選ぶ問題です。
他の認知症の特徴と区別します。
解説
物盗られ妄想は、財布や通帳などをしまった場所を忘れ、「誰かに盗られた」と確信する妄想で、アルツハイマー病の初期から中期にかけてよくみられます。記憶障害を背景に、身近な介護者が対象になりやすいことが特徴です。したがってこれが正答です。
アルツハイマー病は、近時記憶の障害から始まり、緩やかに進行します。見当識障害(時間→場所→人の順)、実行機能障害、失語、失行、失認が加わり、進行に伴って日常生活動作が困難になります。
まだら認知症は、障害される機能と保たれる機能がまだらに混在するもので、血管性認知症の特徴です。階段状の悪化、感情失禁、神経症状を伴います。
**はぐらかし対応(取り繕い反応)**は、答えられない質問をごまかしたり話をそらしたりする反応で、これも血管性認知症などでみられる特徴として挙げられます。
パーキンソン症状(筋強剛、動作緩慢、小刻み歩行)は、レビー小体型認知症の特徴で、認知機能の変動と具体的な幻視を伴います。
選択肢の確認
1.まだら認知症
誤り。血管性認知症の特徴です。
2.物盗られ妄想
正しい。アルツハイマー病でよくみられる妄想です。
3.はぐらかし対応
誤り。血管性認知症などでみられる反応として挙げられます。
4.パーキンソン症状
誤り。レビー小体型認知症の特徴です。
覚えるポイント
- アルツハイマー型=近時記憶障害から緩やかに進行、物盗られ妄想、見当識障害。
- 血管性=階段状悪化、まだら認知症、感情失禁、神経症状。
- レビー小体型=認知機能の変動、具体的な幻視、パーキンソン症状、レム睡眠行動障害。
- 前頭側頭型=人格変化、脱抑制、常同行動。