31AM63|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
HbA1cが反映する血糖値の期間はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
**HbA1c(ヘモグロビンA1c)**が何を反映する指標かを問う問題です。
赤血球の寿命との関係で考えます。
解説
HbA1cは、ヘモグロビンにブドウ糖が結合した糖化ヘモグロビンの割合を示す指標です。いったん結合すると赤血球の寿命が尽きるまで離れないため、赤血球の寿命(約120日)を踏まえて、過去1か月から2か月間の平均的な血糖の状態を反映します。したがってこれが正答です。
食事や運動の直前直後の影響を受けないため、糖尿病の診断と血糖コントロールの評価に広く用いられます。糖尿病の診断基準では、HbA1cが6.5パーセント以上であることが一つの基準とされています。
より短い期間を反映する指標としては、グリコアルブミン(過去2週間程度)や1,5-アンヒドログルシトール(数日程度)があります。1日から2日、1週間から2週間という期間を反映する主要な指標はHbA1cではありません。
なお、溶血性貧血や腎不全、輸血後など赤血球の寿命が変化する状態では、HbA1cが実際の血糖状態を正しく反映しないことがあります。
選択肢の確認
1.1~2日間
誤り。より短期の指標としては1,5-アンヒドログルシトールなどがあります。
2.1~2週間
誤り。この期間を反映するのはグリコアルブミンです。
3.1~2か月間
正しい。HbA1cが反映する期間です。
4.1~2年間
誤り。赤血球の寿命を超えており、該当しません。
覚えるポイント
- HbA1c=過去1〜2か月の平均血糖を反映。診断基準は6.5パーセント以上。
- グリコアルブミン=過去2週間程度。
- 赤血球の寿命は約120日。
- 糖尿病の三大合併症=網膜症、腎症、神経障害。