31AM67|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
成人の気管支喘息について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
成人の気管支喘息の病態と治療を問う問題です。
換気障害の型、発作の時間帯、血液所見、治療の柱を確認します。
解説
気管支喘息の本態は気道の慢性炎症であり、これを背景に気道過敏性が亢進し、発作性の気道狭窄が起こります。したがって治療の中心は、炎症を抑える吸入ステロイド薬による長期管理です。これが正答です。発作時には短時間作用性のβ2刺激薬を用います。
換気障害は、気道が狭くなるため閉塞性換気障害を示します。1秒率が低下し、発作の改善に伴って回復する可逆性があります。拘束性換気障害ではありません。
発作は、副交感神経が優位になること、気道分泌の増加、体内リズムなどにより、夜間から早朝に起こりやすくなります。昼間ではありません。
血液検査では、I型アレルギーの関与を反映して好酸球が増加し、血清IgEも上昇することがあります。好塩基球ではありません。
選択肢の確認
1.拘束性換気障害をきたす。
誤り。閉塞性換気障害を示し、可逆性があります。
2.発作は昼間に起こりやすい。
誤り。夜間から早朝に起こりやすくなります。
3.血液検査では好塩基球が増加する。
誤り。好酸球が増加します。
4.吸入ステロイド薬が治療の中心である。
正しい。気道の慢性炎症を抑えることが長期管理の柱です。
覚えるポイント
- 気管支喘息=気道の慢性炎症、可逆性のある閉塞性換気障害、夜間から早朝の発作。
- 長期管理=吸入ステロイド薬、発作時=短時間作用性β2刺激薬。
- 血液所見=好酸球増加、IgE上昇。
- 発作時は呼気性の喘鳴と呼気の延長、起座呼吸がみられる。