31AM70|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
かぜ症候群について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
かぜ症候群の原因、症状、感染経路、治療を問う問題です。
抗菌薬が有効かどうかという点が実務上も重要です。
解説
かぜ症候群(急性上気道炎)の原因は、ほとんどがウイルスです。ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス、RSウイルスなど多数のウイルスが原因となります。したがってこの記述が正しくなります。
呼吸音は、上気道の炎症が中心であるため初期には異常がみられません。呼吸音に異常(断続性ラ音など)がみられる場合は、肺炎や気管支炎など下気道の病変を疑います。
主な感染経路は飛沫感染と接触感染です。空気感染するのは結核、麻疹、水痘であり、かぜ症候群の主要な経路ではありません。予防には手洗い、咳エチケット、マスクの着用が有効です。
原因がウイルスであるため、抗菌薬は無効です。治療は安静、水分補給、対症療法が中心となります。不必要な抗菌薬の使用は、副作用と薬剤耐性菌の増加を招くため避けるべきとされています。
選択肢の確認
1.ほとんどがウイルス感染である。
正しい。多数のウイルスが原因となります。
2.初期から呼吸音に異常がみられる。
誤り。上気道の炎症が中心であり、呼吸音の異常は下気道病変を示唆します。
3.主な感染経路は空気感染である。
誤り。飛沫感染と接触感染が主体です。
4.抗菌薬を主に用いる。
誤り。ウイルスには無効であり、対症療法が中心です。
覚えるポイント
- かぜ症候群=ほとんどがウイルス、飛沫感染と接触感染、抗菌薬は無効。
- 治療=安静、水分補給、対症療法。
- 呼吸音の異常、持続する高熱、強い呼吸困難があれば肺炎などを疑う。
- 不要な抗菌薬の使用は薬剤耐性菌を生む。