31AM75第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)

肩関節の回旋運動について正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

肩関節の回旋に働く筋を問う問題です。

回旋筋腱板の各筋と、大きな筋の作用を整理します。

解説

肩甲下筋は、肩甲骨の前面(肩甲下窩)から起こり、上腕骨の小結節に停止します。上腕骨を前方から引くかたちになるため、肩関節の内旋に働きます。回旋筋腱板のうち唯一の内旋筋であり、これが正答です。肩甲下神経の支配を受けます。

大胸筋は、上腕骨の大結節稜に停止し、肩関節の内転、内旋、屈曲に働きます。外旋ではありません。

小円筋は、肩甲骨外側縁から起こり上腕骨の大結節に停止し、肩関節の外旋に働きます。腋窩神経の支配です。

棘下筋は、棘下窩から起こり上腕骨の大結節に停止し、肩関節の外旋に働きます。肩甲上神経の支配です。

このように、大結節に停止する棘上筋(外転)、棘下筋(外旋)、小円筋(外旋)に対し、小結節に停止する肩甲下筋(内旋)という位置関係で整理すると理解しやすくなります。

選択肢の確認

1.大胸筋は外旋に働く。
誤り。内転、内旋、屈曲に働きます。

2.小円筋は内旋に働く。
誤り。外旋に働きます。

3.肩甲下筋は内旋に働く。
正しい。小結節に停止し、内旋に働く唯一の腱板筋です。

4.棘下筋は内旋に働く。
誤り。外旋に働きます。

覚えるポイント

  • 回旋筋腱板=棘上筋(外転)、棘下筋(外旋)、小円筋(外旋)、肩甲下筋(内旋)
  • 停止=棘上筋・棘下筋・小円筋は大結節、肩甲下筋は小結節
  • 内旋に働く他の筋=大胸筋、広背筋、大円筋、三角筋前部。
  • 天宗は棘下窩(棘下筋)、外旋に作用する筋の上にある。
31AM7431AM76
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)