31AM77|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
第5頸髄節残存の頸髄損傷患者に可能な動作はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
頸髄損傷の残存高位と可能な動作を問う問題です。
C5で何が残るかを考えます。
解説
C5が残存する場合、支配される主な筋は三角筋と上腕二頭筋、そして棘上筋や棘下筋です。したがって、肩関節の外転と屈曲、肘関節の屈曲、前腕の回外が可能になります。したがって肩関節外転が正答です。
これに対し、肘関節の伸展は上腕三頭筋が担い、C7の機能です。C5では行えません。
手関節の背屈は橈側手根伸筋が担い、C6の機能です。C6が残存すればテノデーシス作用による把持が可能になります。
手指の屈曲は深指屈筋が担い、C8の機能です。
C5残存の患者では、上肢を使った動作の幅は限られますが、電動車椅子の操作や、自助具を用いた食事動作などが目標となります。C4より上位では横隔膜が障害され、呼吸管理が必要になります。
選択肢の確認
1.肩関節外転
正しい。三角筋と棘上筋はC5に支配され、外転が可能です。
2.肘関節伸展
誤り。上腕三頭筋はC7の機能です。
3.手関節背屈
誤り。橈側手根伸筋はC6の機能です。
4.手指屈曲
誤り。深指屈筋はC8の機能です。
覚えるポイント
- キーマッスル=C5肘屈曲(と肩外転)、C6手関節背屈、C7肘伸展、C8手指屈曲、T1小指外転。
- C6=テノデーシス作用による把持、移乗動作の自立が目標。
- C7=プッシュアップが確実になり活動範囲が広がる。
- C4以上=横隔膜の障害、人工呼吸管理と環境制御装置。