31PM108|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
経絡の概要について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
経絡系統の全体像を問う問題です。
十二経筋、奇経八脈、十二経別、正経十二経脈それぞれの性質を確認します。
解説
十二経筋は、十二経脈に従って分布する筋肉と腱の系統で、いずれも四肢の末端(井穴の付近)から起こり、体幹や頭部へ向かって上行します。関節を結び、運動を担う部分に相当します。したがってこの記述が正しくなります。臓腑に属絡せず、体表と運動器に関わる点が経脈との違いです。
奇経八脈は、十二経脈のように臓腑に属絡せず、表裏関係をもちません。相互に連なりながら十二経脈の気血を調節し、余った気血を貯えるはたらきをします。
十二経別は、十二経脈から分かれて体幹の深部に入り、臓腑を巡った後、再び正経(主に陽経)に合流する支脈です。正経と合しない経脈ではありません。
正経十二経脈は、手の太陰肺経が中焦から起こることから始まり、順に流注して足の厥陰肝経に至り、再び肺経へ戻る循環をなします。上焦から始まるのではありません。
選択肢の確認
1.十二経筋は四肢末端から始まる。
正しい。四肢末端から起こり、体幹や頭部へ向かいます。
2.奇経八脈は奇経同士が表裏関係にある。
誤り。奇経に表裏関係はありません。
3.十二経別は正経とは合しない経脈である。
誤り。臓腑を巡った後、再び正経に合流します。
4.正経十二経脈は上焦から始まる。
誤り。手の太陰肺経が中焦から起こります。
覚えるポイント
- 十二経筋=四肢末端から起こり、臓腑に属絡しない。運動器に関わる。
- 奇経八脈=臓腑に属絡せず、表裏関係なし。気血を調節し貯える。
- 十二経別=正経から分かれ、臓腑を巡って再び正経に合流する。
- 流注の起点=手の太陰肺経が中焦から起こる。