31PM109|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
奇経で子宮から起こるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
奇経の起始部を問う問題です。
胞中(子宮)から起こる奇経を選びます。
解説
任脈、督脈、衝脈の三つは、いずれも胞中(子宮、下腹部の深部)から起こり、そこから別々の方向へ分かれていくとされます。これを一源三岐といいます。
このうち選択肢にあるのは任脈であり、これが正答です。任脈は胞中から起こって会陰に出て、腹部正中を上行し、下唇の下(承漿)に至ります。すべての陰経と交わるため陰脈の海と呼ばれ、また「任脈は胞胎を主る」として妊娠と関わります。
督脈も胞中から起こり、会陰から背部正中を上行して頭頂を越え、上唇の内側に至ります。陽脈の海と呼ばれます。
衝脈も胞中から起こり、十二経の海(血海)と呼ばれ、月経と生殖に深く関わります。
陽蹻脈は踵の外側(申脈の付近)から起こり、下肢外側から体側を上って目内眥に至ります。
陽維脈は下肢外側(金門の付近)から起こり、諸陽経を維絡します。
帯脈は季肋部から起こり、腰を帯のように一周します。
選択肢の確認
1.陽蹻脈
誤り。踵の外側から起こります。
2.陽維脈
誤り。下肢外側から起こり、諸陽を維絡します。
3.任 脈
正しい。胞中から起こり、腹部正中を上行します。
4.帯 脈
誤り。季肋部から起こり、腰を横に一周します。
覚えるポイント
- 一源三岐=任脈、督脈、衝脈はいずれも胞中から起こる。
- 任脈=陰脈の海、腹部正中、胞胎を主る。
- 督脈=陽脈の海、背部正中。衝脈=十二経の海(血海)。
- 帯脈=唯一横に走り、諸経を束ねる。