31PM110|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
腧穴の概要について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
腧穴の分類を問う問題です。
経穴、奇穴、阿是穴の性質を区別します。
解説
新穴は、比較的新しい時代に効果が認められて名づけられた穴で、十四経に所属しないため奇穴に含めて扱われます。したがってこの記述が正しくなります。
WHO/WPROの標準化により、十四経に所属する経穴は361穴とされています。365穴ではありません(古典では365という数が示されますが、現行の標準では361穴です)。
奇穴は、十四経のいずれにも所属しない経穴です。奇経に所属するという記述は誤りで、奇経のうち任脈と督脈には所属穴がありますが、それらは十四経の経穴として扱われます。奇穴の代表として、太陽、印堂、十七椎、子宮、四神聡、牽正、翳明などがあります。
阿是穴は、押すと「あぁ、そこだ」と感じる圧痛点で、部位が定まっていません。天応穴、不定穴とも呼ばれ、その時々の身体の状態に応じて現れます。部位が定まっているという記述は誤りです。
選択肢の確認
1.WHO/WPRO で経穴が 365 穴となる。
誤り。標準化された十四経の経穴は361穴です。
2.奇穴は奇経に所属する。
誤り。奇穴は十四経のいずれにも所属しない経穴です。
3.新穴は奇穴に含まれる。
正しい。十四経に属さないため奇穴として扱われます。
4.阿是穴は部位が定まっている。
誤り。阿是穴は圧痛点であり、部位は定まっていません。
覚えるポイント
- 十四経穴=361穴(WHO/WPROの標準)。十二経脈+任脈+督脈。
- 奇穴=十四経に所属しない経穴。新穴も含まれる。
- 阿是穴=部位の定まらない圧痛点(天応穴、不定穴)。
- 代表的な奇穴=太陽、印堂、四神聡、十七椎、子宮、牽正、翳明、鶴頂、闌尾。