31PM122|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
足の太陰経にある経金穴の部位はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
足の太陰脾経の経金穴を特定し、その部位を選ぶ問題です。
陰経の五行配当と、足関節周囲の経穴の位置を確認します。
解説
陰経の五行穴は井木、滎火、兪土、経金、合水の順に配当されます。足の太陰脾経では、隠白(井木)、大都(滎火)、太白(兪土・原穴)、商丘(経金)、陰陵泉(合水)となります。
商丘の部位は、足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果尖の中央の陥凹部です。したがって選択肢2が正答です。
他の選択肢を経穴名に直すと次のようになります。
「足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部」は太渓で、足の少陰腎経の原穴かつ兪土穴です。
「足関節前外側、長趾伸筋腱外側の陥凹部、外果尖の前下方」は丘墟で、足の少陽胆経の原穴です。
「足関節前面中央の陥凹部、長母趾伸筋腱と長趾伸筋腱の間」は解渓で、足の陽明胃経の経火穴です(陽経では経穴が火に配当されます)。
選択肢の確認
1.足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部
誤り。太渓であり、腎経の原穴です。
2.足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部
正しい。商丘であり、脾経の経金穴です。
3.足関節前外側、長指伸筋腱外側の陥凹部、外果尖の前下方
誤り。丘墟であり、胆経の原穴です。
4.足関節前面中央の陥凹部、長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間
誤り。解渓であり、胃経の経火穴です。
覚えるポイント
- 陰経の五行穴=井木、滎火、兪土、経金、合水。陽経=井金、滎水、兪木、経火、合土。
- 脾経=隠白、大都、太白(原穴)、商丘(経金)、陰陵泉。
- 足関節周囲の原穴=太渓(腎)、丘墟(胆)、太衝(肝)、衝陽(胃)、京骨(膀胱)。
- 経金穴は「喘咳寒熱」を主る(難経六十八難)。