31PM125|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
肓門穴の外方 5 分にある奇穴の主治はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
奇穴の位置と主治を問う問題です。
肓門の外方5分にある奇穴を特定します。
解説
肓門は足の太陽膀胱経の経穴で、腰部、第1腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸に取ります。
その外方5分、すなわち後正中線の外方およそ3.5寸にあるのが奇穴の痞根です。痞根は、腹部にできたしこりや張り、すなわち痞塊を主治とし、腹部の腫塊や慢性の腹部症状、腰痛などに用いられてきました。したがって痞塊が正答です。
喘息を主治とする奇穴には、第7頸椎棘突起下の外方5分に取る定喘(喘息)があり、上背部に位置します。
動悸は心に関わる症状であり、この部位の奇穴の主治ではありません。
痔疾を主治とするものとしては、仙骨部や下肢の穴が知られており、腰部の痞根の主治ではありません。
奇穴は、名称に主治が示されているものが多く(定喘、痞根、牽正、翳明、胆嚢点、闌尾など)、名前から効能を推測できることも覚え方の助けになります。
選択肢の確認
1.喘 息
誤り。上背部にある定喘(喘息)の主治です。
2.動 悸
誤り。この部位の奇穴の主治ではありません。
3.痞 塊
正しい。痞根の主治であり、腹部のしこりや張りに用いられます。
4.痔 疾
誤り。この部位の奇穴の主治ではありません。
覚えるポイント
- 痞根=第1腰椎棘突起下の外方3.5寸(肓門の外方5分)、痞塊を主治とする奇穴。
- 肓門=第1腰椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方3寸(膀胱経)。
- 名称に主治が表れる奇穴=定喘、痞根、牽正、翳明、闌尾、胆嚢点。
- 腰部の外方への深刺は腎臓の損傷に注意する。