31PM129|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
左手中指のしびれを訴える患者に第 6 ・第 7 頸椎棘突起間の左外方に刺鍼し症状が改善した。本症例の検査所見として最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
刺鍼部位とデルマトームから障害神経根を特定し、対応する所見を選ぶ問題です。
中指のしびれ、第6・第7頸椎棘突起間という二つの手がかりを使います。
解説
中指の知覚はC7のデルマトームに対応します。また、第6頸椎と第7頸椎の椎間から出るのはC7神経根です。二つの手がかりがともにC7を指しています。
C7神経根が障害されると、上腕三頭筋反射の減弱、肘伸展の筋力低下、中指のしびれと知覚鈍麻がみられます。したがって上腕三頭筋反射減弱が正答です。
ファレンテストは、手関節を屈曲位で保持してしびれの増強をみる検査で、**手根管症候群(正中神経)**を示します。中指のしびれは正中神経領域でもありますが、この症例では頸部への刺鍼で改善しており、頸椎由来と考えられます。
中指伸展テストは、中指の伸展に抵抗を加えて外側上顆部の痛みをみる検査で、上腕骨外側上顆炎を示します。
エデンテストは、肩を下方後方に引いて橈骨動脈の拍動をみる検査で、**胸郭出口症候群(肋鎖間隙)**を評価します。
選択肢の確認
1.ファレンテスト陽性
誤り。手根管症候群を示す検査です。
2.上腕三頭筋反射減弱
正しい。C7神経根障害でみられる所見です。
3.中指伸展テスト陽性
誤り。上腕骨外側上顆炎を示す検査です。
4.エデンテスト陽性
誤り。胸郭出口症候群を評価する検査です。
覚えるポイント
- C7=中指の知覚、肘伸展、上腕三頭筋反射。
- C6=母指側、手関節背屈、腕橈骨筋反射。C8=小指側、手指屈曲。
- 頸椎では、C6とC7の椎間からC7神経根が出る。
- 誘発検査=スパーリングテスト、ジャクソンテスト。