31PM137|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
高齢者に対する評価法とその内容の組合せで最も適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
高齢者の評価法と、その評価対象を対応させる問題です。
各テストが何を測るのかを確認します。
解説
ロコモ度テストは、日本整形外科学会が提唱する運動器の機能評価で、立ち上がりテスト、2ステップテスト、**ロコモ25(質問票)**の三つからなります。移動機能の低下(ロコモティブシンドローム)の程度を、年齢相応の移動能力が保たれているかという観点から判定します。したがってこの組合せが正しくなります。
**タイムドアップアンドゴーテスト(TUG)**は、椅子から立ち上がり3メートル先の目印を回って戻り着席するまでの時間を測る検査で、移動能力とバランス、転倒リスクを評価します。主観的QOLの評価ではありません。
ファンクショナルリーチテストは、立位で上肢を前方へできるだけ伸ばした距離を測る検査で、立位の動的バランスを評価します。日常生活動作の評価ではありません。
バーセル・インデックスは、食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便、排尿の10項目からなる**日常生活動作(ADL)**の評価尺度です。立位動的バランスの評価ではありません。
このように、選択肢2と3は評価対象が入れ替わっています。
選択肢の確認
1.タイムドアップアンドゴーテスト-主観的 QOL
誤り。移動能力とバランス、転倒リスクを評価します。
2.ファンクショナルリーチテスト-ADL
誤り。立位の動的バランスを評価します。
3.バーセル・インデックス-立位動的バランスの状態
誤り。日常生活動作(ADL)を評価します。
4.ロコモ度テスト-年齢相応の移動能力
正しい。運動器の機能と移動能力を評価します。
覚えるポイント
- ロコモ度テスト=立ち上がりテスト、2ステップテスト、ロコモ25。移動機能の評価。
- TUG=移動能力とバランス、転倒リスク。
- ファンクショナルリーチテスト=立位の動的バランス。
- バーセル・インデックス、FIM=ADL。改訂長谷川式、MMSE=認知機能。