31PM159|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
「40歳の女性。仕事でパソコン作業が多く、午後から締め付けられるような両側性の頭痛を発症する。頭痛は非拍動性で悪心・嘔吐はない。飲酒で増悪しない。」考えられる疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
頭痛の鑑別を問う問題です。
40歳女性、パソコン作業、午後から締め付けられる両側性の頭痛、非拍動性、悪心・嘔吐なし、飲酒で悪化しない、という所見を統合します。
解説
緊張型頭痛は、両側性で、締め付けられるような、あるいは圧迫されるような非拍動性の痛みを特徴とします。程度は軽度から中等度で、日常動作で悪化せず、悪心・嘔吐や光過敏を伴わないのが典型です。長時間の同一姿勢、ストレス、頸肩部の筋緊張が背景にあり、午後や夕方に強まることが多くみられます。この症例の記述とよく一致するため、これが正答です。
片頭痛は、片側性で拍動性の痛みが特徴で、悪心・嘔吐、光過敏、音過敏を伴い、日常動作で悪化します。飲酒(アルコール)は誘発因子となるため、飲酒で悪化しないという記述は片頭痛らしくありません。前兆(閃輝暗点)を伴うこともあります。
群発頭痛は、片側の眼窩周囲に激烈な痛みが起こり、同側の流涙、鼻閉、結膜充血、眼瞼下垂などの自律神経症状を伴います。一定期間に群発し、飲酒で誘発されます。男性に多い頭痛です。
三叉神経・自律神経性頭痛は、群発頭痛を含む一群の頭痛で、片側の激痛と自律神経症状を特徴とします。
選択肢の確認
1.片頭痛
誤り。片側性で拍動性、悪心を伴い、飲酒で誘発されます。
2.群発頭痛
誤り。片側眼窩周囲の激痛と自律神経症状が特徴です。
3.緊張型頭痛
正しい。両側性、非拍動性、締め付けられる痛みで、悪心を伴いません。
4.三叉神経・自律神経性頭痛
誤り。片側の激痛と自律神経症状を特徴とする一群です。
覚えるポイント
- 緊張型頭痛=両側性、非拍動性、締め付け感、悪心なし、動作で悪化しない。
- 片頭痛=片側性、拍動性、悪心・嘔吐、光過敏、動作で悪化、飲酒で誘発。
- 群発頭痛=片側眼窩周囲の激痛、流涙や鼻閉、飲酒で誘発、男性に多い。
- 突然の激しい頭痛、発熱、神経症状を伴う頭痛は緊急性が高い。